駅・まちの玄関口その昔

市内には東武東上線の東松山駅と高坂駅の二駅があります。駅の変化の様子を伺える写真を集めました。


東松山駅前通り(昭和40年)
東松山駅前通り(昭和40年)
昭和40年の東松山駅前通りです。当時はまだ東口だけでした。中央にそびえ立つのは昭和34年に建立され、駅前再開発のため平成20年に撤去されるまでシンボル的存在だった大鳥居です。保存版 東松山・比企の今昔p12掲載。
東松山市広報広聴課提供

東松山駅ホーム(昭和40年)
東松山駅ホーム(昭和40年)
東松山駅上り線ホームです。右奥に東口の大鳥居が見えます。
東松山市広報広聴課提供

東松山駅南側踏切(昭和37年)
東松山駅南側踏切(昭和37年)
東松山駅の南側にある始めの踏切です。ランドセルを背負った小学生たちや自動車が電車が通過するのを待っています。道路は舗装されていないのが分かります。保存版 東松山・比企の今昔p54掲載。
東松山市広報広聴課提供

東武東上線複線化工事(昭和42年)
東武東上線複線化工事(昭和42年)
複線化工事の様子です。昭和42年9月に高坂駅まで複線化(坂戸・高坂間5.6キロメートル)されました。翌昭和43年9月に東松山駅まで(高坂・東松山間3.7キロメートル)複線化されました。
東松山市広報広聴課提供

東松山駅改築工事(昭和42年)
東松山駅改築工事(昭和42年)
複線化と同じ頃に進められた東松山駅の改築工事の様子です。跨線橋が作られているようです。
東松山市広報広聴課提供

東松山駅西口開通(昭和48年)
東松山駅西口開通(昭和48年)
東松山駅の西口が開通した頃の様子です。現在はエスカレーターも設置されています。保存版 東松山・比企の今昔p53掲載。
東松山市広報広聴課提供

大正13年の時刻表
大正13年の時刻表
大正13年の時刻表です。武州松山駅(現東松山駅)が開通したのは大正12年10月1日ですので、その頃の時刻表です。左側の賃金表では、池袋まで一円十銭と読み取れます。写真集明治大正昭和東松山p41掲載
東松山市立図書館接写ネガ所蔵

バスの時刻表
バスの時刻表
こちらはバスの時刻表です。
東松山市立図書館接写ネガ所蔵

武州松山駅売店
武州松山駅売店
武州松山駅の売店です。駅名の武州松山駅は、四国の松山との混同を避けて付けられたとのことです。昭和29年10月1日から現在の駅名の東松山に変わりました。写真集明治大正昭和東松山p42掲載
東松山市立図書館接写ネガ所蔵

高坂駅舎(昭和29年頃)
高坂駅舎(昭和29年頃)
昭和29年頃の高坂駅舎です。高坂駅も武州松山駅(現東松山駅)と同日の大正12年10月1日に開通しました。
東松山市広報広聴課提供(市政施行40周年記念写真展)

高坂駅舎(昭和35年)
高坂駅舎(昭和35年)
高坂駅舎を改修している様子です。瓦の葺き替えも行っているように見えます。次の写真が翌年の様子です。
東松山市広報広聴課提供(市政施行40周年記念写真展)

高坂駅舎(昭和36年)
高坂駅舎(昭和36年)
駅舎の改修が終わり、窓にも格子が付いているようです。保存版 東松山・比企の今昔p60掲載。
東松山市広報広聴課提供(市政施行40周年記念写真展)

高坂駅舎(昭和59年)
高坂駅舎(昭和59年)
昭和59年の高坂駅です。自動券売機が設置されているのが分かります。
東松山市広報広聴課提供(市政施行40周年記念写真展)

参考文献

写真で見る東武鉄道80年 明治大正昭和三代の変遷
 東武鉄道株式会社 1977
 市立図書館所蔵 請求記号:S686シ(貸出用あり)

東武鉄道百年史 資料編
 東武鉄道株式会社 1998
 市立図書館所蔵 請求記号:S686ト(貸出用あり)

東松山の地名と歴史
 岡田潔著 まつやま書房 2010
 市立図書館・高坂図書館・なしの花図書室所蔵 請求記号:H290.34オ(貸出用あり)

写真集明治大正昭和東松山 ふるさとの想い出224
 利根川俊吾編著 国書刊行会 1981
 市立図書館所蔵一冊 請求記号:H211シ(館内閲覧のみ)

保存版 東松山・比企の今昔
 大圖口承監修 岡田潔ほか執筆 郷土出版社 2008
 市立図書館・高坂図書館所蔵 請求記号:H201ホ(貸出用あり)



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